
こんにちは!
倉敷市で相続専門の行政書士、そして空き家専門の不動産屋として活動している「相続円満相談室」の内川良太郎です。
倉敷市役所に27年間勤めた経験と、市と共催で空き家・相続相談会を始めて今年で4年目になる立場から、今日は「倉敷市で実家が空き家になったら、まず何をすべきか?」について、現場の本音を交えて徹底解説します。
ネットで検索すると「すぐ査定!」「今すぐ解体!」といった極端な情報があふれていますが、倉敷市の現場を知る人間から言わせれば、順番を間違えると何十万円、場合によっては百万円単位で損をします。
地元・倉敷で空き家問題に悩んでいる方に、後悔しないための「正しい手順」をお伝えします。
なぜ倉敷市で空き家問題が増えているのか?
美観地区周辺の古い町家をはじめ、児島・玉島エリアの広大な戸建て、水島周辺の住宅地まで、倉敷市内全域で「実家が空き家になった」というご相談が年々増えています。
空き家を放置してしまう最大の理由は、「何から手をつければいいか分からないから」です。
親御さんが施設に入ったり亡くなったりしたあと、悲しみや慌ただしさの中で実家まで手が回らず、気づけば数年……というケースは珍しくありません。しかし、2024年からの「相続登記の義務化」や、倉敷市による空き家対策の強化により、放置のリスクは年々高まっています。
倉敷市の空き家対策・やるべき【4つのステップ】
空き家を手に入れたら、次の順番で動くのが最もリスクが少なく、賢い選択です。
ステップ1:まず名義(相続登記)をはっきりさせる
【最優先】名義人(所有者)を確認し、相続手続きを済ませる。
家を売る・貸す・解体する・リフォームする、どれを選ぶにしても名義人本人でないと手続きは1歩も進みません。 もし亡くなったおじいちゃんやおばあちゃんの名義のまま放置されている場合、親戚中で相続人がネズミ算式に増え、話し合いすらできなくなる恐れがあります。
行政書士として多くの遺産分割を見てきましたが、名義の整理こそがすべてのスタートラインです。
ステップ2:家の中身(貴重品・家財)を整理する
【重要】いきなり業者に丸投げせず、まずは貴重品と書類の捜索から。
「売るか貸すか決まってから片付けよう」と思いがちですが、荷物が満載のままだと不動産の正確な査定ができません。また、空き巣被害を防ぐためにも、通帳や権利書、思い出の品は早めに引き揚げましょう。
ー 正直不動産からのアドバイスー
倉敷市では条件を満たすと、空き家の家財処分費用に補助金が出るケースがあります。いきなり高いお金を払って不用品回収業者に頼む前に、まずは制度が使えないか確認するのが賢いやり方です。
ステップ3:月1回の「風通し」と「草抜き」で管理する
【維持】放っておくと建物は1年で劣化し、税金が6倍になるリスクも。
倉敷の夏は蒸し暑く、湿気がこもりやすいため、閉め切った空き家はあっという間にカビやシロアリの巣窟になります。また、庭木が伸びてお隣の敷地に侵入するとご近所トラブルの元に。
倉敷市から「管理不全空き家」や「特定空き家」に指定されてしまうと、固定資産税の住宅用地特例(減額措置)が外れ、税金が最大6倍に跳ね上がる恐れがあります。最低限の維持管理、または地元の管理サービスの利用を検討しましょう。
ステップ4:方向性を決める(売却・賃貸・解体)
【活用】ここでようやく「売る・貸す・壊す」の選択です。
売却する: 立地が良い、あるいは土地として需要があるなら、査定に出して早期売却がスッキリします。
賃貸・活用する: 「倉敷市空き家情報バンク」に登録したり、リフォームして賃貸に出したりする道もあります。
解体(更地)にする: 建物が老朽化しすぎている場合は、倒壊事故を防ぐために解体します。
【元市役所職員が教える】倉敷市の補助金制度を賢く使う裏ワザ
倉敷市には、空き家に関する手厚い補助金制度があります。
老朽空き家等の解体(除却)補助金: 最大数十万円〜の補助
空き家リフォーム・家財処分補助金: 活用・移住促進に向けた支援
ただし、元役所職員として最も強調したい注意点が1つあります。
⚠️ 絶対に守ってほしい注意点 倉敷市の補助金はすべて**「工事や解体の契約をする前」に市役所(建築指導課など)へ相談・申請する**必要があります! 業者と契約した後に「補助金ください」と窓口に行っても、1円ももらえません。これ、本当に窓口で泣きを見る方が多いので気を付けてくださいね。
まとめ:倉敷市の空き家・相続の悩みは「ワンストップ」で解決を
空き家の問題は、権利関係の整理(行政書士の領域)と、不動産の売買・活用(不動産屋の領域)が複雑に絡み合っています。
「行政書士に相談したら『不動産屋に聞いて』と言われた」 「不動産屋に行ったら『先に相続を解決して』と言われた」
そんな「たらい回し」を無くすために、私は行政書士と不動産屋の二刀流で、倉敷市の皆さまの無料相談に乗っています。
「まだどうするか決まっていない」「何から始めればいいか分からない」という状態でのご相談が一番大歓迎です。毎月、倉敷市内で空き家相談会も開催しておりますので、実家のお悩みが大きくなる前に、ぜひ一度お気軽にご相談ください!
正直不動産の空き家の現場からは以上でーす!
倉敷市の空き家・相続・不動産のご相談なら
【相続円満相談室 / 正直不動産】
代表:内川良太郎(元倉敷市役所職員・行政書士・宅地建物取引士)




