このゴールデンウィークにも
相続人の方から母が住んでいる実家を
売却した方がいいのか?
相談したいというご相談がありました。
倉敷市内の駅から近い場所に位置する場所の
築50年の古い住宅でした。
現在は娘さんと岡山を離れて暮らしていますが
その実家にはお母様が時々帰って来られるそうで
思い出が残っていて手放せないそうです。
いろんな不動産屋に査定依頼をしていて
どの不動産屋も「売却した方がいい」と
言われて、そうした方がいいのか?
と考えられているそうです。
しかし私が考える大事なポイントは
「お母様がどうしたい」という一点だけです。
ですので私からは
「お母様のご意志を大切にしてあげてください」
空き家で持っておくのは、いらない出費が増え
経済的には損かもしれませんが、だからと言って
お母様の想いはお金以上の価値があると思います。
とご説明させていただきます。
ですので
いずれ売る時の物差しとして金額の査定を
お出しするようにしています。
【空き家の管理で注意すること】
・固定資産税を把握しておく
・2週間に一度空気の入れ替えを行う
・空き家の火災保険に加入しておく
・火の元となるものの撤去を行う
・壁などが崩れないかの確認
などなど
いろんなことをアドバイスを行います。
不動産屋は売買を勧めて来ますが
あくまでも売るタイミングはお客様が
決められたらいいことです。
まずはご家族のお気持ちを最優先して
しっかりと未来のことを考えておいて下さい。
正直不動産では、相続のコンサルタントが在籍し
不動産のことだけでなく、相続のサポートも行います。
今回のケースであれば
お母様のお気持ちを汲み取りながら
実家を大切に守っていただくように
ご案内を行いました。
家が古いところは、解体してから
土地として売却することをオススメしています。
中古の家をリフォームして貸し出す
という案ももちろんありますが
昔の家の間取りは、細かい部屋が集まっていて
現代のニーズには合っていないのが現状です。
ですから、この間取りでどんなにリフォームしても
賃貸で借りてくれる方はいらっしゃらないです。
間取りを変更するほどのリフォームを行って
貸し出す必要があると思います。
それには大きな出費が必要で
その出費が回収出来るのがいつになるか
リスクもあります。
そういうことも考えて
実家の賃貸を考えられるといいと思います。
正直不動産からは以上でーす!
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